一緒に世界に関心を持つ持続可能な旅行者になりましょう。台湾の人たちが環境に対する意識がここ数年間だんだん上がり、サステナブルツーリズムも注目されるようになってきています。自分の旅行は旅行先にどのような影響を与えるか、旅をする人も目線をそれに移し、旅行地に有益な行動をするように気をつけようとしています。旅行者がサステナブルツーリズム基準に合致した行動を行われば、旅行先の生態環境やその地お文化・経済にとって、旅客というものはプラス要素となります。
経営理念にサステナブルツーリズムをあげたホテルフロー・デ・シンも自社なりの「持続可能宣言」を掲げました。社員、提携業者、お客様、地元の住民および周辺の環境の対して、それぞれ当ホテルが希望する行動の基準を定めました。皆様のご協力を頂いて、環境を守っていきたいという思いを含んだ宣言です。そして、それを実現するため、社内にサステナブルツーリズムチームを立ち上げ、ホテルの経営が常に持続可能な取り組みの実施を促す業務を担当します。
地球は一つしかありません！衣・食・住・交通・レジャーなどの面からGo greenという目標を当館とともに実践していきませんか。
より多くの人に美景を楽しんでいただけるため、麗しい日月潭を共に守りましょう。環境に優しいという目標に向けて、同じ考えを持っていらっしゃる宿泊客と一緒に実践していきたいと思います。
*この記事の内容ナビゲーション。 >> 一緒に取り組んでいただきたい15の行動 >> ホテル フロー・デ・シン 持続可能宣言 >> 取得した認証と受賞歴をご案内
1.ゴミ・プラスチックの使用削減 ／利便性よりも地球のことを大事にしている雲品では、2019年から客室内の小ボトル入りアメニティのご提供を中止し、すべて詰め替え可能の容器に変更しました。また、歯ブラシや歯磨剤など使い捨て備品もご提供しないようにしました。宿泊客の皆様のご協力により、年間約１トンの二酸化炭素排出量をを削減できました。 （83本の木が1年間に吸収できる二酸化炭素に相当。）
同年に、ペットボトル入り飲料水の代わりに、各フロアに設置するイタリア製のBlupura炭酸水製造機でより上質な飲料水をご提供するように変更しました。宿泊客のご来賓が高品質の炭酸水を自由にご利用できると同時に、年間32万本のペットボトルの使用を削減できます。
2.生物多様性について ／地球におけるすべての生命の重要性が平等だ雲品が生物多様性に対して長年関心を払っています。そして、生物多様性をテーマにした、異分野の連携を実現するためのパフォーマンススペースを作りました。2023年の夏に、私たちは「辜嚴倬雲植物保種中心（植物品種保護センター）」とアーティスト団体「千年虫無身知所（Y2K）」と提携して、2つの巨大なビバリウム「石倚煙」と「花染木」を共同で企画・制作しました。世界各地から来た人たちに、植物の種を保存する重要性を理解していただくために、在来種や絶滅危惧種のベゴニア、珍しいコケを中に移植しました。
人類は地球上の何千万もの種のうちの 1 つにすぎません。 地球におけるあらゆる種類の命の価値は等しく重要です。
3.緑の世界をご案内 ／自分が住んでいる世界を少しずつ知っていきましょう「なぜオオバタブとガジュマルの木は絡み合って生えるのですか？」
「皆さん、この小さな洞窟を見ましたか？ここはセンザンコウの住んでいるところです！」
異なる樹種間の絡み合う話や希少野生小動物の行動の説明、食用に適したハーブのご紹介から、最新の巨大なビバリウムのインスタレーションまで、雲品は定期的に「緑の回廊散策」生態ツアーを実施しています。ホテルの周辺や裏山をご案内し、自然の不思議な魅力を体験していただきます。
4.DIY ／単純な体験を通して持続可能という概念を認識使用済みの空のワインボトルを再利用すれば、ちょっと絵描きを加えると魅力的できらめく芸術作品に変身します。
こんなことをご存じですか？シダや草本植物をガラス瓶に入れて封じ込めば、水やりをしなくても成長し続けられます。小さいけれども、完全な生態循環がボトルの中に形成するからです。
雲品では、ゲストが手づくりの楽しさを体験できるさまざまなテーマのDIYコースを常に開催しています。持続可能精神を盛り込んだDIYコースを通して、身近くにある各種のサステイナビリティ概念を学び、日常生活に実践するようになります。
5.すべての人のための展覧会のキュレーション ／サステナブル・スピリッツ常設展示―雲品の1 階のレクリエーション スペースにはあらゆる年齢の子どもたちに適した、持続可能スピリットを含んだ各種の本が並べています。省エネ、プラスチック削減、環境保護、低炭素から野生動物の保護まで、さまざまなテーマの本があります。将来を握る子供たちに持続可能ということを広く認識してもらうためです。
常設展示に加え、地元のアーティストと協力してブロンズ彫刻、絵画、陶器など企画展を行い、南投の地元の文化・芸術が成長でき、継承できることを願っています。
6.持続可能な農業 ／大地を守る米の契約栽培持続可能な農法で米を栽培すると、稲の生産が不安定になり、収量が減少する恐れがあります。と言いながら、なぜこのような農法にこだわっているのでしょうか。
雲品は2021年から斗南農民組合と契約し、持続可能な米栽培法を始めました。農地フレンドリーな耕作方法を採用し、栽培の全過程に化学肥料や農薬の散布は一切行いません。ビジネスにとっては望ましくない生産量の変動が生じるが、カタグロトビやバン（鷭）などの鳥類の数が増え、環境が良くなり、生態系も活気を取り戻せることを考えると、やはりやってよかったことだと思うでしょう。
7.資源のリサイクル化 ／食物への敬意。土地から得た食物を無駄にしない台湾では毎年50万トンもの食品廃棄物が発生しています。雲品は2021年7月に大型の生ごみ処理装置を設置し、レストランが毎日発生する食品廃棄物を砕け、ろ過、脱水、加熱・乾燥のプロセスを通じて乾燥した食品廃棄物にしています。これを家禽や家畜の飼育場や野菜の農家、又は農場の発電用途に提供しています。
また、乾燥した食品廃棄物の一部は発酵機を用いて発酵処理をし、土壌改良材としてホテルの庭の植物や社員寮の菜園の肥料、DIYコースでの多肉植物の鉢植えなどに使います。そして、環境フレンドリーの農場や財団法人「辜嚴倬雲植物保種中心（植物品種保護センター）」にもシェアし、使ってもらいます。活力あるエコシステムの構築を通じて循環経済を実現しています。
8.環境に優しい行動 ／GO GREEN! 日月潭清掃活動2020年5月、日月潭では50年ぶりの深刻な干ばつが発生し、湖の青い水は消え、乾いた黄土とさまざまなゴミや物品が湖底に現れました。
このような惨めな状況に直面して、雲品のスタッフたちが毎週決まった範囲の掃除をする環境に優しい行動を始めました。道端から池畔まで、ボロボロのビニール袋、釣りの廃棄物、タバコの吸い殻、割れた瓶や缶、さらには椅子、カーペット、タイヤ、ナンバープレートまで拾って集めました。 2021年末に私たちは池を1周回って掃除しました。集めたごみの量はなんと1.1トンでした。
今になっても、毎週金曜日の午前中は雲品のスタッフの日月潭掃除日となっており、スポットライトに当てられなくても、決まった時間になると湖の周りの小道を歩み、掃除に出かけます。好評を博すことよりも、日月潭がいつまでも清潔で美しくあることの方が重要だと考えています。
9.恵まれない人々へ関心を寄せよう ／善のサイクルを始め、困っている人々を助けよう恵まれない人々のため、雲品が長年支援活動しています。地元の長期介護センターを応援したり、台風被害のために募金活動を行ったりして、または僻地の小学生のためのクリスマスプレゼントを募集したり、学生バンドへ寄付したりしています。支援を受ける者の悩みに耳を傾けて、日月潭国家風景管理処、埔里郷の役所、南投県市役所などの公的な諸部門と連携して、積極的に必要なリーソースを入手できるよう支援しています。
10.野生動物を守ろう ／野生動物の生息地を私たちが旅をしている雲品の従業員にとっては、毎日ある種の期待をしています。出勤や帰りの途中に、この地域に生息する野生動物たちに出会えるのが楽しみです。
木に登ったり、木々の間を飛び回ったりするタイワンザルの家族に遭遇することがあります。臆病でかわいい白鼻心に出会うこともあります。彼らは好奇心旺盛に頭を出して挨拶した後、草叢の中に消えてしまい、あっという間に消えてしまいます。
このように野生動物と出会えることは、雲品が環境保護に取り組んだ証拠です。除草剤を散布しない、野生動物に餌を与えたり追い払ったりしない、ホタルの季節には裏山道の照明をすべて消すことなど多くの努力の成果です。私たちの取組の目標はこれらの野生動物と仲良く共存するためです。
11.グリーンレストラン ／高級料理には持続可能性へのこだわりが含まれている雲品では食材の品質や産地を重視しており、食材の調達に有機栽培や環境に配慮した自然農法などで栽培された/養殖された食材を決まった量にしています。シェフは作物の生育環境や植え方などを現場で理解し、お客様のため、食材の産地を確認して、お客様の健康に寄与しようとしています。
広東料理レストラン「KEN CAN by Ken Chan」は、ミシュラン三ツ星シェフの陳偉強氏が責任者を務め、AMOTトレーサブルレストランの最高位三ツ星認定を取得しています。安全で美味しい食事を提供するため、食材の購入時期、産地、検査機関をすべて公表しています。
ホテルの最上階にあるレイク・ビュー・レストラン雲月舫はGreen Dining Guideのリーフ・ラベル認証を取得し、企業グリーンフードパイオニア賞も受賞しました。該当レストランが地元の食材を優先に調達、持続可能なエコロジーの原則、そしてベジタリアン食品の提供、資源の無駄を削減するなど6つの宣言を実践しています。
12.環境に優しいお弁当箱 ／環境を守ることは私の理念だ！旅行の途中で現地のグルメを楽しむときはどうしても使い捨ての食器が多く使います。雲品３階にある売店では、環境に配慮した食器やお弁当箱を無料で貸し出しだーびすを提供します。お料理のテイクアウトにより環境に負担をかけることを避けましょう。地球フレンドリーな習慣を身に着け、使い捨てを辞めましょう。
13.カーボンネガティブを実現するための植樹活動 ／地球のため、１本の木を植えましょう日月潭の雲品ホテルに一泊すると二酸化炭素排出量はどれぐらい発生するでしょうか？専門家の計算によると、約150キロだと言われます。
雲品は2022年末に「マイナス炭素排出」購入キャンペーンを始めました。宿泊客が１泊の料金以外に追加して47元を払うと、雲品が代わりに炭素排出を中和するための炭素権を購入します。それと同時に雲品も同等の量のの炭素権を購入します。これにより「旅行で発生する二酸化炭素排出量を増やさず、排出量の削減効果も期待できる」ということを実現できます。
2023年にはキャンペーンの内容をさらに進化させました。「創立15周年記念植樹活動」というキャンペーンでは、地球のために、前述の炭素権購入だけでなく、料金をお支払いいただければ、雲品が宿泊客の代わりに花蓮和平郷にある、標高950メートルの台湾セメントの鉱山に植樹することができます。
※詳細情報
>>「ネガティブカーボン」は何ですか？14.サステナビリティ・バンケット（2024.Q1） ／サステナビリティそのものが饗宴である派手で豪華な宴会を開催すると、どれくらいの二酸化炭素排出量が発生するのでしょうか？雲品は今、それを「ゼロ」にしようとしています。グリーン調達の割合を継続的に高めると同時に、生産地から食卓までの距離をできるだけ短縮しようとしています。また、カスタマイズされた高品質な大型バス送迎サービスを提供し、ギフトを二酸化炭素排出量認定のあるものにしています。さらに、炭素権購入プランも対応しています。贅沢さのレベルを引き下げずに、雲品は「持続可能な宴会」と呼ばれるカーボンニュートラルな饗宴に宿泊客をお招きします。
15.設備を継続的最適化・取組が認めてられた受賞歴中水をリサイクルして再利用すること、エネルギー効率改善のための装置及び汚染防止装置の導入、集中監視および省エネシステムを完備することなど、雲品は設備の最適化を継続しております。そして雲品も台湾で初めて CU-GSTC 「サステイナブルツーリズム認証」を取得した五つ星ホテルです。そのうえ、ISO50001エネルギーマネジメントシステム認証も取得しており、FDC International Hotels Corporationが長年、環境への影響を軽減するための具体的な行動が認められ、TCSA企業持続可能性賞、天下雑誌のCSRリトルジャイアント賞、遠見雑誌のESG企業持続可能性賞などの賞を受賞してきました。
地球に優しい、持続可能な取り組みを自ら行動を起こし、その影響を身近な人たちとお客様まで広げましょう。
必要な量だけをとり、無駄をやめましょう。
使い捨てをやめ、リサイクルしましょう。
環境への配慮に関する理念が同じの企業の製品を購入しましょう。
地産地消！
環境保護のため、フカヒレ、稚魚・稚エビなどの食材を使いません。
地元の人を雇います。
地域へのおたすけサービス活動に参加します。
文化遺産を守り、地元の芸術アクティブティを応援します。
省エネと水の節約に努めます。
環境汚染を減らし、ごみを減量します。
温室効果ガスの排出削減。
一回の輸送貨物量や人数を増やし、輸送の回数を減らします。
適正な廃水処理を行い、環境への悪影響を最低限に抑えるため合成洗剤などの使用を減らします。
生物多様性を守るため、野生動物を守ります。
環境を守る持続可能な考え方を積極的に広く伝え知らせます。
国家永続発展賞──
行政院国家永続発展委員会雲品は長年 SDGs に取り組み、ネットゼロの 12 の主要戦略を実行しております。2023 年 11 月に国家永続発展賞を受賞し、19 年間この賞を受賞した初めてのホテルとなりました。
CU-GSTCサステイナブルツーリズム認証──
世界持続可能観光協議会 （GSTC）雲品は2019年9月に認証基準を満たし、台湾初めてのCU-GSTCサステナブルツーリズム認証を得た五つ星ホテルとなりました。国際サステイナブルツーリズム組織の旗振り役を務める世界持続可能観光協議会 （GSTC） は国際連合環境計画（UNEP）、国連財団（United Nations Foundation）、国連世界観光機関(United Nations World Tourism Organization, UNWTO)及びレインフォレスト・アライアンス(Rainforest Alliance)が連携して立ち上げる組織であり、世界のサステイナブルツーリズム認証基準を定めております。雲品は定期的に認証に適合しているかという検証を続けており、改善を続けています。
金級環保標章旅館──
行政院環境部雲品は、省エネ・炭素排出量削減、グリーン調達、資源のリサイクル、大気品質検査などの審査基準を満たし、2019年8月より連続で環境に優しいホテルのゴールド標章を得ています。
金級環保標章レストラン──
行政院環境部エネルギー管理、LED ランプの使用、食品廃棄物のリサイクル、フレンドリーな食料調達、環境衛生などの取り組みを通じて、雲品のレストラン丹彤と KC 中華料理レストランは、2023 年 4 月に環境に優しいレストランのホテルのゴールド標章を獲得しました。
ISO50001エネルギー・マネジメント・システム──
SGS台湾雲品は 2022 年に ISO50001 を導入し、ホテルのエネルギー・マネジメント・システムを確立しました。また、同年 11 月に ISO50001 認証を取得し、エネルギー効率を向上させるための省エネ戦略を継続的に実行しています。
AMOTトレーサビリティ レストランの三ツ星認証──
台湾農業多分野連携発展協会雲品は食材の品質と産地を非常に重視しています。「KEN CAN by Ken Chan」は、2022年9月に台湾農業多分野連携開発協会（AMOT）からトレーサビリティレストランとして最高レベルの三ツ星認証を取得しました。食材の購入時期、産地、検査機関などの情報を完全に開示し、サプライヤーとともに持続可能な農業を実践します。
グリーン・レストラン一葉級認証・企業グリーンフードパイオニア賞──
緑色ダイニングガイド（Green Dining Guide）雲品ホテルの最上階にあるレイク・ビュー・レストラン雲月舫は、2022年8月にGreen Dining Guideのリーフ・ラベル認証を取得した台湾初のホテルレストランとなり、企業グリーンフードパイオニア賞も受賞しました。雲品は環境に優しい食・理念を積極的に推進しています。
ダイアモンド級グリーンラベル──
行政院內政部9つのグリーンビルディング評価指標システムに基づいて、雲品は2020年6月にダイヤモンドレベルのグリーンビルディングとして認定され、最上級ラベルを取得しました。
これから、
私たちはより多様な方法で一緒に地球を守ることに応援してくださるゲストの皆様に呼びかけ、
ハッシュタグ
#FDCgogreenを使用して持続可能に関する活動を広げ、サポートしてくださる旅行がお好きの皆様に参加して頂き、一人一人の力で日月潭を守りましょう。
